阪神のゴールデングラブ(GG)ラッシュに感無量の人物がいた。12日に発表されたGG賞で阪神勢がセ・リーグ史上最多の7ポジ…

阪神のゴールデングラブ(GG)ラッシュに感無量の人物がいた。

12日に発表されたGG賞で阪神勢がセ・リーグ史上最多の7ポジションを占めた。

甲子園のグラウンド管理を担当する阪神園芸の金沢健児・甲子園施設部長は個人のXを更新。

「この仕事に就いてからのひそかな夢が全ポジション受賞でした」と明かした上で、「さすがに現実的ではないので今回の7ポジションで夢はかなったようなものです」と喜びを表現した。

蓄積したノウハウと、技術で「神整備」と称される阪神園芸のグラウンド管理。選手とのコミュニケーションも重視しており、毎日の練習前、練習中には、金沢さんらスタッフ数人がグラウンドに出て、選手と積極的に対話。黒土、芝生の状態を確認し、選手から意見や要望も吸い上げている。選手やコーチから近寄ってくることも多い。

金沢さんが「本拠地が屋外で土のグラウンドなのに、7人受賞は素晴らしい」と記したように、守備は気象条件、グラウンド状態に大きく左右される分野。支える側にとっても、最高の栄誉となった。