DeNAは12日、桑原将志外野手(32)が保有している海外フリーエージェント(FA)権を行使すると発表した。同日、FA…
DeNAは12日、桑原将志外野手(32)が保有している海外フリーエージェント(FA)権を行使すると発表した。同日、FA宣言選手として公示された。13日から交渉解禁となる。俊足巧打の右打ち外野手は貴重で、今後の去就に注目が集まる。
桑原は球団を通じ「自身の野球人生と真剣に向き合い、熟考を重ねた結果、野球人生を後悔なく過ごしたい思いから権利を行使することを決断した」とコメントした。
福知山成美高(京都)から2011年度ドラフト4位で入団。ガッツあふれるプレーでチームをけん引し、17、23年にゴールデングラブ賞を受賞した。昨年の日本シリーズでは5試合連続打点で最高殊勲選手(MVP)を獲得。26年ぶりの日本一に導いた。
今季は出場106試合で打率・284、6本塁打、27打点。国内移籍を視野に、4年契約の最終年を満了したタイミングで決断した。推定年俸は1億2000万円で補償が必要なBランクとみられる。球団は宣言残留を認めており、引き続き交渉を続けていく。
また、海外FA権を行使した伊藤光捕手(36)も公示された。