J1清水エスパルスFW高橋利樹(27)が11日、静岡市の蒲原西小学校を訪れ、6年生らと交流した。クラブが静岡市、地元企業…

J1清水エスパルスFW高橋利樹(27)が11日、静岡市の蒲原西小学校を訪れ、6年生らと交流した。クラブが静岡市、地元企業と連携して行う環境教室「デコ活」の啓発活動の一環として訪問。地球温暖化について児童らと話し合い、環境問題を題材としたかるたなどで親交を深めた。

スポーツ界も地球温暖化で受ける影響は大きい。高橋利は「自分が中学校や高校の時よりも暑くなっているのを感じる。夏場は集中できないぐらいの暑さだと思う」。クラブ関係者との対談形式では意見を出し合いながらチームとしての取り組みも紹介。水分補給で使ったペットボトルのキャップやラベルは「分別して捨てるようにしている」と話した。

パス交換やかるたなどで盛り上がり、児童からの質問にもていねいに回答した。今年7月にJ1浦和レッズから完全移籍で加入。学校訪問などの地域貢献活動は今回が初めてだった。高橋利は「静岡にきて、みんながエスパルスを知ってくれていることを身近に感じる。すごくいい経験ができた」と笑顔を見せ、最後は「またスタジアムにきてね」と呼びかけた。【神谷亮磨】