「三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が12日、発表され、オリックスからはパ捕手部門で若月健矢捕手(30)が2年ぶり2度…
「三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が12日、発表され、オリックスからはパ捕手部門で若月健矢捕手(30)が2年ぶり2度目、遊撃手部門で紅林弘太郎内野手(23)が初受賞した。
若月は今季118試合に出場し、捕逸はわずか2つ。球団を通じ、「目標の1つでもあった名誉ある賞に選出していただき、素直にうれしく思います。心技体、全てにおいてもっと成長して、何度でも選んでいただける選手になれるように、これからも不断の努力の精神を忘れずにがんばりたいと思います」とコメントした。投手陣からの信頼が厚く、侍ジャパン強化合宿(宮崎)にも参加中。それでも「今年は(盗塁)阻止率(2割1分9厘)も去年に比べたらだいぶ落ちてしまったので、また基本に戻って。来年に向けてもう1回作り直したい」と引き締めた。
紅林は6年目で初受賞。今季は115試合に出場し、失策7、守備率は9割8分6厘をマークした。「まさか自分が選んでいただけるとは思っていなかったので、率直に驚きました。同時に、憧れていた賞でもありましたので、本当にうれしい気持ちで一杯です。これからも守備の面でチームの勝利に貢献できるように精いっぱいがんばっていきたいですし、またこの賞に選んでいただけるように、日々精進していきます」。同部門で7年連続受賞していた西武源田壮亮内野手(32)を5票差で上回った。