2020年新人王、通算86セーブ ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースだが、このオフも大物を狙いそうだ。米スポーツ専…
2020年新人王、通算86セーブ
ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースだが、このオフも大物を狙いそうだ。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は11日(日本時間12日)、ドジャースがヤンキースからFAとなったデビン・ウィリアムズ投手を狙っていると報じた。
メジャーリーグはこの日からラスベガスでGM会議がスタート。ドジャースのブランドン・ゴームズGMはリリーフ投手の補強を明言した。アルダヤ記者は球団関係者の情報とした上で、狙いとしては「ハイレバレッジで起用できるリリーフ右腕」だと言及。そして、2020年新人王、今季18セーブのウィリアムズがターゲットだという。
実は、ドジャースは昨オフもウィリアムズを狙っており、ブルワーズとのトレード話は合意寸前だったという。ウィリアムズ自身も「ロサンゼルスに行くと思っていた」と話しており、急転直下のヤンキース入りだった。
もっとも、過去3シーズン連続で防御率1点台だったが、今季は67試合で防御率4.79と大不振。最悪のタイミングでFAとなっている。とはいえ、“魔球”エアベンダーを駆使して奪三振率13.06、FIP2.68と投球内容は素晴らしく、復活も期待できる。
ドジャースは昨オフのFA市場で4年7200万ドル(約111億円)でタナー・スコット投手を獲得したものの、まさかの大不振で失敗に終わった。スコットはシーズン終盤は守護神を外れ、ポストシーズンもロースター外。また、他のブルペン陣も故障者などが多く安定していない。果たして、ウィリアムズの1年越しのドジャース入りはあるのだろうか。(Full-Count編集部)