「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(15、16日・東京ドーム)に向けた野球日本代表・侍ジャパンの強化…
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(15、16日・東京ドーム)に向けた野球日本代表・侍ジャパンの強化合宿が11日、宮崎市内で行われ、広島・森浦大輔投手(27)が侍投手陣と“落ち球談議”を行ったことを明かした。西武・隅田、楽天・藤平ら、下方向への変化球を武器とする投手と意見交換を重ね、充実の表情。自身の武器であるチェンジアップをさらに進化させていく。
伝家の宝刀がさらに進化を遂げそうだ。日本トップレベルの選手との交流ほど有意義なものはない。森浦は複数の投手らと変化球について談議したことを明かし、「いろいろ聞けて良かったなと思います」と収穫を口にした。
初日こそ緊張ぎみだった左腕も2日目以降は笑顔が増え、「ちょっと落ち着いてきました」とチームに溶け込んでいる。好投手がそろう中で、チェンジアップを武器とする森浦は、同じく落ちる系統のボールを決め球とする投手たちとの会話が自然と増えている。
楽天・藤平、オリックス・曽谷からは自身の持ち球ではないフォークについて助言を受け、「チェンジアップの感覚に生かしていける」と進化へのヒントを手にした。特に同じ左腕でチェンジアップを武器とする西武・隅田からは大きな刺激を受けた。
隅田のチェンジアップについて森浦は、「すごい落ち幅がある」と絶賛。「僕はどちらかと言うとタイミングを変える、奥行きで勝負するタイプ。投げ方も意識も違いますし、生かせるものがある」と共有した情報を自身の投球にどう生かすか、模索していく考えだ。
強化合宿も12日で最終日を迎える。「いい変化球を投げている人がたくさんいるので勉強になります」と森浦。最後まで進化のためのヒントを探し続ける。