プロ野球は11日、FA宣言の権利行使期間が終了。これまでに楽天・辰己涼介外野手ら7人が申請書類を提出するなどFA権を行…

 プロ野球は11日、FA宣言の権利行使期間が終了。これまでに楽天・辰己涼介外野手ら7人が申請書類を提出するなどFA権を行使する意向を表明した。

 最終日に申請書類を提出した辰己は「考えた結果、行使すると伝えました。総合的に判断して伝えました」と秋季練習後に表明した。また日本ハムの松本剛外野手は「ファイターズからはありがたい提示をしていただき、感謝しています。ただ自分に対する他球団の評価を聞いてみたく、この決断に至りました」と語った。

 一方でファンの注目を集めた阪神・近本光司外野手はFA権を行使せずに残留することが決定。会見では「常に期待に応えられる選手でいたいなと思います」と語った。

 NPBは10月22日に今オフのFA有資格者104人を公示。日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に意思を伝えればFA権を行使でき、「FA宣言選手」として公示された翌日から契約交渉が可能となる。

 以下、今オフのFA権行使を表明した選手は以下の通り。

 【DeNA】

 ・伊藤光捕手

 【中日】

 ・松葉貴大投手

 【ソフトバンク】

 ・東浜巨投手

 【日本ハム】

 ・松本剛外野手

 ・石井一成内野手

 【楽天】

 ・則本昂大投手

 ・辰己涼介外野手