巨人・阿部慎之助監督(46)が11日、前日に日本野球機構(NPB)の理事会で来季からの新設が決まった「長嶋茂雄賞」につ…

 巨人・阿部慎之助監督(46)が11日、前日に日本野球機構(NPB)の理事会で来季からの新設が決まった「長嶋茂雄賞」について、自チームから獲得者が誕生することを熱望した。

 「長嶋茂雄賞」は、今年6月3日に89歳で死去した“ミスタープロ野球”長嶋茂雄さんの功績をたたえ、走攻守に顕著な活躍をし、かつファンを魅了するなどプロ野球の価値向上に貢献した野手1人に贈られる賞だ。

 巨人の終身名誉監督も務めた長嶋さんの名を冠した賞の誕生に、阿部監督は「ずっと語り継がれる方だと思う」と賞の創設を喜んだ。その上で、巨人の選手が受賞してほしいかということには「それは、もちろん。ファンに感動を与えられる選手がプロだと思う」と長嶋さんの意志を受け継ぐ選手の出現を期待した。