「侍ジャパン練習試合、広島-日本代表」(10日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎) 侍ジャパンの3番手でマウンドに上がっ…

 「侍ジャパン練習試合、広島-日本代表」(10日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 侍ジャパンの3番手でマウンドに上がった西武・隅田知一郎がまさかの大乱調。2回2/3を9安打9失点でイニング途中で降板した。

 4点リードの三回から登板。三回は矢野、坂倉に適時打を浴びるなど打者9人に計5安打を許し、一挙5失点を喫した。

 四回も2四球と安打で2死満塁のピンチを招くと、坂倉に2点中前適時打を許し、この回も失点。3イニング目となった五回にも内野ゴロ間と暴投で2点を失い、5つ目の四球を与えたところで降板。制球に苦しむ場面も多く、2回2/3を9安打9失点で予定していた3イニングを投げきれなかった。

 隅田は来春に行われるWBCで「第2先発」候補の一角として期待されている。

 この日の練習試合は球審やピッチクロックも米国から派遣されている。CS放送の中継では多村仁志氏が「ピッチクロックの影響がかなりきましたかね。いい実戦になったと思いますよ」とも語っていた。