「阪神秋季キャンプ」(8日、安芸) 阪神・和田豊新ヘッドコーチ(63)が8日、秋季キャンプに合流した。午前10時前、「…
「阪神秋季キャンプ」(8日、安芸)
阪神・和田豊新ヘッドコーチ(63)が8日、秋季キャンプに合流した。午前10時前、「この時期を絶対無駄にしたらあかんよ」などと円陣で若手に熱いゲキを飛ばした。
「この1カ月は本当に大事な時期というか、監督が言う没頭できる時間だと思う。中身の濃い練習ができていると思うので、最後までやり通せば相当、力がつくと思う」
晴天の下、両手を腰に当て、グラウンドに仁王立ちした。藤川監督、藤本総合コーチとじっくり話し合い、平田2軍監督とも密にコミュニケーションを図る。今季は1・2軍打撃巡回コーディネーターとして手腕を発揮し「野手に関してはほぼ頭の中にある」。2軍監督時代に指導した前川、高寺、中川ら“チルドレン”に対しても「年々、成長する姿を近くで見ているので、非常にありがたいし、もっともっと頑張ってほしいよね」と大きな期待を込めた。
約7時間、練習を見守り、球場を後にしたのは午後4時半ごろ。虎一筋41年。藤川監督の熱烈オファーで就任した和田新ヘッドは、合流初日から“らしさ”全開だった。