「フィギュアスケート・NHK杯」(8日、東和薬品ラクタブドーム) ペアフリーが行われ、自己ベストでSP4位発進だった“…

 「フィギュアスケート・NHK杯」(8日、東和薬品ラクタブドーム)

 ペアフリーが行われ、自己ベストでSP4位発進だった“ゆなすみ”こと長岡由奈、森口澄士組(木下アカデミー)は、またしても自己ベストの130・59点をたたき出し、合計202・11点で4位。初の200点台にガッツポーズが飛び出し、長岡は「ミスがありながらも200点台に乗せることができてとてもうれしい。もっと高い点数を目指せると考えたら、またモチベーションが上がる」、森口は「まだ伸びしろはすごくある。それを楽しみに練習を頑張っていけたら」と大喜びだった。

 トーループやスロージャンプなどで細かいミスはあったが、崩れることなく、大きく優雅に滑り切った。長岡が「本当に憧れでまさか一緒に滑れるとは」と話していた、3位の“スイハン”こと隋文静、韓聡組(中国)とはわずか1・68点差だった。

 12月には、ミラノ・コルティナ五輪代表選考を兼ねている全日本選手権を控える。長岡は「良い演技をしないと自信を持って選考してもらえない。調子を合わせて200点台を出して自信を持っていきたい」、森口は「最後まで調子を上げつつ、ケガに気を付けて、最後まで良いコンディションで挑めたら」と意気込んだ。