米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は6日(日本時間7日)、今オフのFAランキング上位50人を発表し、ヤクルト…
米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は6日(日本時間7日)、今オフのFAランキング上位50人を発表し、ヤクルトからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(25)が日本選手トップの4位に入った。さらに西武今井達也投手(27)が7位にランクイン。巨人岡本和真内野手(29)は19位、カブス今永昇太投手(32)は22位に位置付けられた。オリオールズ菅野智之投手(36)、西武からポスティングを容認された高橋光成投手(28)は圏外だった。
同サイトは村上の契約を8年総額1億8000万ドル(約270億円)と予想し、獲得に乗り出すチームは「レッドソックス、メッツ、ヤンキース、エンゼルス、パドレス、マリナーズ」と予想。「村上がメジャーで三塁を守れるかどうかは妥当な疑問だが、さほど問題ではないだろう。25歳のスラッガーにオファーを出すチームは彼の規格外のパワーを求めている。村上は左打席でグレード80(最大値)のパワーを誇り、同郷の大谷やFAのシュワーバーに匹敵するパワーを持つ」と評した。
7位の今井は6年総額1億5000万ドル(約225億円)と推測し、候補にドジャース、ヤンキース、メッツ、カブス、パドレス、レッドソックスを挙げた。19位の岡本は4年総額6400万ドル(約96億円)でカブス、パドレス、パイレーツ、ダイヤモンドバックスと予想。22位の今永は3年総額4500万ドル(約67億5000万円)でエンゼルス、タイガース、ブレーブス、カージナルス、レンジャーズ、ダイヤモンドバックス、パドレス、ジャイアンツ、ナショナルズを候補に挙げた。
1位にはFA市場の目玉、カブスのカイル・タッカー外野手(28)が入り、11年総額4億ドル(約600億円)と予想。2位はブルージェイズのボー・ビシェット内野手(27)、3位はパドレスのディラン・シース投手(29)がランクイン。村上の下の5位にはレッドソックスのアレックス・ブレグマン内野手(31)、9位にはナ・リーグ本塁打王に輝いたフィリーズの指名打者カイル・シュワバー(32)が入った。NPB関連では元日本ハム、ソフトバンクのニック・マルティネス投手(35=レッズ)が33位、元日本ハム、楽天で今季は韓国ハンファでプレーしたコディ・ポンセ投手(31)が39位だった。