新日本プロレスのタッグの祭典「WORLD TAG LEAGUE 2025」が20日、後楽園ホール(東京)で開幕する。26…

新日本プロレスのタッグの祭典「WORLD TAG LEAGUE 2025」が20日、後楽園ホール(東京)で開幕する。26日の仙台サンプラザホールでの仙台大会を前に、今リーグに出場するTMDK・大岩陵平(27)と、同期で同デビュー、現在は同ユニット所属の藤田晃生(23)が取材に応じた。

昨年に引き続きザック・セイバーJr.とタッグを組む大岩は昨年届かなかった王座を目指す。「去年のリベンジと言うのが一番。勝負は僕が決めたい」と気合十分。仙台大会では、HOUSE OF TORTURE組との一戦を控えている。

さらに今大会は来年1月4日に引退を宣言している棚橋弘至(48)の仙台ラストマッチとしても注目。大岩は30日の秋田大会(秋田テルサ)での対戦が決まっている。「棚橋さんは体がボロボロでもリングにあがれば胸を張っている。思い出作りにはしたくないですけど、これが最後だなと思うので爪痕を残したい」と意気込んだ。藤田は今大会に出場はしないが、棚橋の引退までにシングルマッチを懇願中。「社長だったらシングルマッチのひとつぐらい急に言っても大丈夫だと思うので…やります!」と今後の動向にも注目だ。

大岩は「プロレスを知らない方でも迷っていたら来てください。生で見たら価値観が変わると思うので、見て明日も頑張ろうと思ってもらえたら一番うれしいです」と来場を呼びかけた。熱い男たちの戦いを是非肌で感じてみては。