J1昇格を目指し、この一戦に懸ける。J2ベガルタ仙台は6日、9日の熊本戦(ユアテックスタジアム仙台)に向け仙台市内で練習…
J1昇格を目指し、この一戦に懸ける。J2ベガルタ仙台は6日、9日の熊本戦(ユアテックスタジアム仙台)に向け仙台市内で練習を行った。前節のアウェー今治戦では2-3と痛恨の逆転負けを喫し6位に後退。プレーオフ圏内にはとどまるものの7位磐田と8位鳥栖が勝ち点1差で迫る。森山佳郎監督(57)が「負けたら終わりのような、勝つしかない戦い」と位置づける次戦を制し、再び上昇気流にのる。
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前節・今治戦では先制点を奪うも、その後前半だけで3失点。後半PKで1点返すも反撃及ばず、ヴィニシウスの個の力にも屈した。試合後、森山監督は選手たちに「J1にいったらああいう選手がいる。そこを抑えられないようじゃ、J1に昇格したとしても上位にいくことはできない」。無論、そのJ1昇格への戦いは道半ば。「崖っぷちの状況、でも自力でなんとかできる状況でもある。選手、スタッフみんなで当事者の意識をもって努力していこう」。そう伝え、目の前の一戦に向け切り替えた。
迎える熊本戦。今季は4月20日にアウェーで1-0で勝利をあげている。森山監督は「全くキャラクターの違うチーム」と評する。直近2試合で5失点も「堅守」の仙台に対し、熊本は攻撃のスタッツでリーグ上位を占めるが、守備は苦手な印象。「ボールを持たせたらうまいので、早くボールを奪い返して相手陣地でプレーをしていく。僕らが攻撃をして、相手が守らなければいけない時間を増やす戦い方をしていきたい」と話した。
前節の敗戦後、アウェーに駆けつけたサポーターのコールにキャプテン郷家友太(26)も「心の底では、歯がゆさだったり悔しさを持っていると思いますが、僕たちの前だけでもポジティブにいてくださるおかげで、ポジティブに練習ができているし、残り3試合も絶対にやってやろうとまた思える」と感謝を込めながら、さらに気を引き締める。「本当に結果が全てだと思います。1点勝負の試合になってくると思うので全員で体を張っていきたいです」。感謝を結果で示していく。【高橋香奈】