米プロフットボールNFLの元スーパースターでテキサンズやカージナルスでDEとして活躍したJ・Jワット氏が17日(日本時…

 米プロフットボールNFLの元スーパースターでテキサンズやカージナルスでDEとして活躍したJ・Jワット氏が17日(日本時間18日)、自身のX(旧ツイッター)に連続投稿。同日、大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で投打二刀流で活躍した大谷翔平投手を称賛した。

 ワット氏はドジャースに敗れたブルワーズの地元ミルウォーキー近郊のピウォーキー出身で、今夏も本拠地でのブルワーズ戦で始球式を務めるなどしている。この日は最初の投稿で「ショウヘイ・オオタニ 不公平だ」と類いまれな投打の才能を持った大谷のパフォーマンスに愕然。そう嘆いた直後には「ナ・リーグ優勝決定シリーズで四回を終え、この男はマウンドで6奪三振、打席では2本塁打。彼はサイボーグだ。信じられない」と投稿した。

 その1時間後には「史上最高のアスリートの歴史的なパフォーマンスと言えるだろう。ショウヘイのような選手は見たことがない」と記し、打っては先頭打者弾や143メートル弾を含む1試合3発、投げては右肘手術後最長となる七回途中無失点、2桁10奪三振の快投で同シリーズMVPに輝いた大谷をたたえた。

 ワット氏自身も現役時代は196センチ、130キロの巨漢ながら抜群のスピードとクイックネスを誇りQBサックを連発する全米屈指のスター選手だった。22年を最後に引退するまでNFLで3度の最優秀守備選手に輝いたスーパーアスリートにとっても、この日の大谷の活躍は衝撃的だったようだ。