<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第4節:北海道74-91FE名古屋>◇18日◇札幌・北海きたえーる4季ぶりホー…
<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第4節:北海道74-91FE名古屋>◇18日◇札幌・北海きたえーる
4季ぶりホーム開幕戦勝利を目指したレバンガ北海道は、FE名古屋に74-91で敗れた。公式戦本拠地デビューとなった日本代表SG富永啓生(24)は、チーム2位タイの14得点を挙げたが、得意の3点シュートは5本中1本の成功にとどまった。「本当に情けない。自分個人としてもなかなかシュートも決まらない中、チームを助けることができず、悔しい一戦となった」と唇をかんだ。
第1クオーター(Q)9分4秒、ゴール下で相手をかわしながらゴールにねじ込み、ホーム初得点でバスケットカウント。ゴール裏に向かってほえた。25秒後には得意の3点シュートを決め、大歓声が起こった。だが46秒間で8得点を奪った「富永劇場」はここまで。「後半2本ぐらい、自分たちの流れに寄せるようなチャンスで決められず、チームにも迷惑を掛けて申し訳ない」。トーステン・ロイブル監督(53)も「彼の本来の力を出し切れなかった」と話した。
ホーム開幕戦に限れば過去最多、北海きたえーる開催歴代2位の6529人が来場し、スタンドはレバンガグリーンに染まった。疲労も考慮され、第4Q残り7分33秒でベンチに下がった富永は「しっかり勝利をファンのみなさんに届けられるように頑張っていきたい」。19日同カードでのホーム初勝利を目指し、気持ちを切り替えていた。【保坂果那】
○…ジョン・ハーラー(26)がチーム最多18得点で気を吐いた。第4Qでは最大22点差を追う残り3分47秒から4連続得点した。B2静岡から今季加入。B1での1試合自己最多を6点更新した。勝利につながらず「北海道の素晴らしいブースターの前でプレーできてうれしい。明日はチームとして切り替えて、今日以上に強くプレーしたい」と誓った。