<東京6大学野球:慶大7-4立大>◇第6週第1日◇18日◇神宮慶大が3時間37分の熱戦を制し、立大に先勝した。エース外丸…

<東京6大学野球:慶大7-4立大>◇第6週第1日◇18日◇神宮

慶大が3時間37分の熱戦を制し、立大に先勝した。エース外丸東真投手(4年=前橋育英)がリーグ通算20勝を達成した。

2-2の同点で迎えた延長10回2死一、二塁。サヨナラのピンチに外丸が3番手で登板。立大・落合を三ゴロに仕留め、傾きかけていた流れを呼び戻した。

延長11回表1死一、三塁から今泉将内野手(4年=慶応)の適時打で勝ち越しに成功。その後も打線がつながり、この回一挙に5点を奪った。今泉は「ここまでの戦いの中で4年生がプレーでチームを引っ張ることができていなかった。『この場面こそやってやろう』と臨んだ。本当にうれしかった」と振り返った。

「なかなかチームに勝ちをつけられない時期もあった。20勝、勝ちを積み重ねることができてうれしい」と外丸。節目の白星をかみしめた。「前に投げたピッチャーが粘ってくれて、最後勝ち越し。みんなからもらった勝ちだと思います」。主将は充実した表情で、チームメートへの感謝の言葉を紡いだ。