◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目(18日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70…

今平周吾が連覇へ6打差3位

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目(18日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70)◇晴れ(観衆2199人)

ディフェンディングチャンピオンの今平周吾が最終日を前に15位から3位に浮上した。今週は両親がともに日光CCのメンバーと「中高生あたりに初めて来て、年2回ぐらいは回る」コースでの戦い。ムービングデーは後半12番から3連続バーディを奪うなど5バーディ、2ボギーの「67」で回ってトップと6打差の通算2アンダーにつけた。

初めて参加した開幕前のチャンピンズディナーは「緊張感あった」とか

昨年は地元となる埼玉県にある東京GCで初めてのメジャー制覇を成し遂げた。大会連覇となれば、1999年、2000年と連続で優勝した尾崎直道以来25年ぶりの達成となる。90年の歴史を持つ本大会で連覇を成し遂げたのは尾崎のほかに宮本留吉、セベ・バレステロス(スペイン)、中嶋常幸尾崎将司のわずか5人で8例目の記録になる。

「結構伸ばさないと厳しい」が、何が起きるか分からないコース

連覇への重圧は「感じていない」とキッパリ否定しつつ、「このコースは何があるか分からない。最後まであきらめずにスコアを伸ばせばチャンスは出てくる」と6打差逆転へ意気込んだ。前回当地で行われた2003年大会では5打差で最終日を迎えた深堀圭一郎が「64」をマークして(※当時は9番がパー5でパー71)ひっくり返した。

逆転へのカギは「ティショット」

逆転へのキーワードに挙げるのは「ティショット」と言い、「フェアウェイに置ければ難しくはない」と見据えた。3日間を通してフェアウェイキープ率は全体20位の「54.762%」(23/42)。ツアー10勝の33歳が最終組の1つ前からティオフする。(栃木県日光市/石井操)