<高校野球秋季近畿大会:滋賀学園5-2乙訓>◇18日◇1回戦◇さとやくスタジアム乙訓が初戦で敗れ、来春センバツ出場が厳し…

<高校野球秋季近畿大会:滋賀学園5-2乙訓>◇18日◇1回戦◇さとやくスタジアム

乙訓が初戦で敗れ、来春センバツ出場が厳しい状況となった。

1-1の3回に先発で背番号1の丸本陽己投手(2年)が勝ち越し打を浴びた。「アウトコースが真ん中に入ってしまった」と分岐点となった1球を悔やんだ。味方が1点を返した直後の6回にも1点を失って流れを持ってこれなかった。

序盤から追いかける展開となった中で打線が跳ね返せなかった。市川靖久監督(42)は「これまでは流れがいい中でしかやっていなかった。劣勢でどう野球をするか。こちらが仕掛けて成功したことはなかった。自力がなかった」と悔やんだ。

京都2位校ながら滋賀3位校に敗戦。丸本も「力負けした」と肩を落とした。「違う県のバッターのレベルの高さと甘い球は簡単に見逃してくれないと学んだ。そこを徹底して、厳しいところで勝負できるようにしていきたい」と今後を見据えた。