投手交代のためマウンドに向かうソフトバンク・小久保監督(C)産経新聞社「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」…
投手交代のためマウンドに向かうソフトバンク・小久保監督(C)産経新聞社
「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ（S）の第4戦が、10月18日にみずほPayPayドームで行われ、リーグ王者のソフトバンクが6回を終えて、2位・日本ハムに4点のリードを許している。
【動画】4戦3発の破壊力！日本ハム・レイエスの勝ち越し2ランをチェック
先発・大関友久が誤算だった。打線が初回に4番・中村晃の適時三塁打で先制。しかし、今季13勝左腕が一死から四球を与えると、日本ハム2番の山縣秀にフェンス直撃の同点三塁打を許した。そして、続く3番のフランミル・レイエスには、今シリーズ3本塁打目の左越え勝ち越し2ランを献上した。
さらに連打を浴びたところで、小久保裕紀監督は2番手・松本晴との交代を決断。わずか2回1/3、50球でのKOとなり、この回だけで4点を失った。
後を受けたサウスポーもピリッとしない。4回一死から1番・水谷瞬に右翼ポール直撃のソロを被弾。150キロ近い直球には威力がありながら、二死からは連続四球を与えた。右打者には内角中心の配球。これに疑問符を付けたのが、中継局の『NHK-BS』で解説を務めた前オリックス監督の中嶋聡氏だ。
「強引にインコース行きすぎな気がしますね。ボールはいいんですけど、そこで苦しんでいる気がします。バランスよく、コースに散らした方がいい。最高のボールを右のインコースに使い過ぎて、間違っちゃいけないと、四球、四球となっている」
現役時代は名捕手として鳴らし、指揮官としては2021～23年にかけてリーグ3連覇に導いた名将らしい指摘だった。このコメントの直後、松本晴は左打者の清宮幸太郎に中前にタイムリーを運ばれ、6失点目。降板を命じられ、3番手・伊藤優輔にマウンドを譲った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「ソフトバンク、巨人、あとは西武」阪神が誇る31歳助っ人右腕をめぐってオフは大争奪戦必至か 球界OBの考察「1年働けば、10はいく」
【関連記事】「これは鷹のムーキー・ベッツ」28歳内野手の打球速度177キロ先制弾にSNS仰天「えぐいわ」 ホークス延長サヨナラ勝ち
【関連記事】「この男には7億ドルの価値がある」大谷翔平、優勝決定シリーズMVP！先発試合で1試合3発＆7回途中10K、史上初の快挙に米驚愕 「史上最高の選手が史上最高の試合をしている」
