<ア・リーグ優勝決定シリーズ:マリナーズ2-8ブルージェイズ>◇第4戦◇16日(日本時間17日)◇Tモバイルパークブルー…

<ア・リーグ優勝決定シリーズ:マリナーズ2-8ブルージェイズ>◇第4戦◇16日(日本時間17日)◇Tモバイルパーク

ブルージェイズのアレハンドロ・カーク捕手(26)が、マックス・シャーザー投手(41)のブチギレシーンを振り返った。

マリナーズとのシリーズ第4戦で今ポストシーズンに初登板したシャーザーは、2回に先頭ネーラーの本塁打で先制を許したものの、安定した投球を続けた。だが5回2死一塁で、シュナイダー監督がマウンドへ。シャーザーは目をむいて監督と顔を突き合わせ、何やら怒鳴る様子が映像にとらえられた。

結局、監督をベンチに追い返し、次のアロザレーナを空振り三振。6回も続投し2死を奪ったところでついに降板した。5回2/3まで87球を投げ3安打2失点、4四球5奪三振で、勝利投手の権利を持ち5-1とリードして降板した。

マウンド上で“事件”を目の当たりにしていたカークは、米専門テレビ局「MLBネットワーク」のインタビューに「彼の顔と投げ方を見ればわかる。まるで『コイツを殴りたい』って感じだったよ」と苦笑いで振り返った。

シュナイダー監督は、試合後の会見で「殺されるかと思った。最高だったよ」と、冗談を交えて語った。