<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース3-1ブルワーズ>◇第3戦◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアムドジャー…

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース3-1ブルワーズ>◇第3戦◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのアンソニー・バンダ投手(32)が、佐々木朗希投手(23)をたたえた。

佐々木は3-1の9回に登板。先頭ボーンの打球は、三遊間の深い位置へ転がるゴロとなり、ベッツがバックハンドで捕球した。体勢が崩れたベッツだったが、そこから驚きのジャンピングスロー。一塁手フレディ・フリーマン内野手(36)へ、正確なワンバウンド送球でボーンをアウトにした。

先頭打者の出塁を防ぐと、フリリックを内角の直球で遊飛、ダービンをスプリットで空振り三振に仕留め試合終了。レギュラーシーズン0勝6敗の天敵ブルワーズに、破竹の3連勝でワールドシリーズ(WS)進出へ王手をかけた。

1回13球で、最速は99・8マイル(約161キロ)だった。前回登板の13日(同14日)ブルワーズ戦では、2-0の9回に登板するも、1安打2四球1失点。試合を締めくくれずに降板していた。

貴重な左腕として、開幕からフル回転したバンダは、復活した佐々木を称賛。「僕らは彼のポテンシャルを知っていて、彼は今それを発揮している。本当に素晴らしい。僕は前から彼をユニコーンみたいな男だと言ってきたし、彼をチームに迎えることができて感謝している」と話した。

バンダはこの日、3-1の8回から登板。2番チュラングから始まる好打順を、3者凡退で9回の佐々木につないだ。

レギュラーシーズンでは、71試合に登板して5勝1敗、防御率3・18と好投した。