自動車レースのスーパーGT第7戦は、10月18、19日に「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」として、大分…
自動車レースのスーパーGT第7戦は、10月18、19日に「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」として、大分・オートポリス(1周4・674キロ)で開催される。スタートから約900メートルのメインストレートを駆け抜け、一団となって第1コーナーへ駆け込んでいく迫力満点のシーンが見られる。
舞台となるオートポリスは、阿蘇山に連なる山間部にあるサーキットで、コースはアップダウンが激しい。コーナーも低、中、高速と多彩に配置されて、スピード感あるチャレンジングなレイアウトだ。レースも残り2戦、いよいよ優勝候補が絞られる一戦になる。
気になる獲得ポイント(P)は、現在、GT500クラスは坪井翔、山下健太組(auトムス/GRスープラ)が60・5Pでトップを守っている。2位は大嶋和也、福住仁嶺組(ルーキー/GRスープラ)が52・5Pでじわっと差を詰めた。シリーズも終盤。タイトルを視野に入れた熱戦が期待される。
なお第6戦は、9月21日、宮城・スポーツランドSUGO(1周3・586キロ)で決勝が行われた。GT500クラスは、24号車の松田次生、名取鉄平組(KONDO RACING/リアライズコーポレーション・アドバンZ)が、最終周でトップに立つ大逆転で優勝した。近藤真彦監督は、2016年以来9年ぶりの劇的優勝に、ドライバーはじめすべてのチーム関係者に感謝し、歓喜した。
GT300クラスは、60号車の吉本大樹、河野駿佑組(LMコルサ/シンティウムLMコルサLC500GT)が優勝。2位に入りながら最低重量違反で失格になった第5戦の雪辱を果たした。