「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース3-1ブルワーズ」(16日、ロサンゼルス) ドジャースが無傷の3連勝でワール…
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース3-1ブルワーズ」(16日、ロサンゼルス)
ドジャースが無傷の3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけた。九回にはポストシーズン(PS)でクローザーを務める佐々木朗希投手(23)が登板し、1回無失点で完璧に締めくくった。PS3セーブ目をマークした。
14日のリーグ優勝決定シリーズ第1戦では2点リードの九回に登板したが、初の救援失敗。1失点し、あと1死のところで降板となっていたが、しっかりと修正した姿をみせた。球速も復活。試合後の会見で佐々木は「体調面は問題なかった。自分の気づかないところで投球フォームがズレ、崩れていて、そこに気づけないままマウンドに上がってしまい、スピードとコントロールを乱していた。(9日の地区シリーズで)3イニング投げたことが直接繋がっていたわけではないと思うが、何かしらのズレがあった。きょうまでの期間で投手コーチとも話してうまく練習して、きょうはよかったかなと思います」と、振り返った。
試合前には普段よりもキャッチボールに時間をかけていた佐々木。「形どうこうっていうのもあると思うんですけど、全体的に動きが速くなっていたので、とにかく、自分の感覚ではゆっくり動かすというか、足を上げるところから自分が思っているよりもゆっくり丁寧にやることだけを意識して、きょうは良かったです」と、明かした。
九回、大歓声に包まれながら、本拠地のマウンドに向かった佐々木。先頭のボーンの三遊間の難しいゴロを、ベッツが好守でアウトにすると、「ロウキ」コールが響く中で続くフリリックも遊飛に打ち取った。最後はダービンからは空振り三振を奪い、三者凡退で3連勝へと導いた。