<プロレスリング・ノア:後楽園大会>16日◇東京・後楽園ホールGHCジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(35=新日本プロレ…

<プロレスリング・ノア:後楽園大会>16日◇東京・後楽園ホール

GHCジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(35=新日本プロレス)が、ノアが新たに開催する「ノアJr.グランプリ」(11月8日後楽園大会~同21日仙台大会)への参戦を表明した。

ヒロムはこの日、宮脇純太とシングルマッチで対戦。横綱相撲の末にTIME BOMB2(変形エメラルド・フロウジョン)で勝利。試合後には宮脇に向かって「宮脇君はさ、もしレスラーじゃなくて、一ファンの人間だったら、宮脇純太のファンですか?」と厳しい質問を投げかけた。

そして「俺はな、それ、ずっと意識して戦ってるんだよ。だからな、俺は高橋ヒロムのファンだ。さらけだせ! 全部出せ、全部出しちまえ! みんな、なんだかんだ言って期待してんだよ、宮脇。ノアJr.の太陽になってみせろ!」と辛辣(しんらつ)ながら、心のこもったアドバイスを送る余裕を見せた。

すると直後にGHCジュニアタッグ王者になったばかりの小田嶋大樹がリングイン。「高橋!…ヒロムさん。ノアのジュニアをなめないでください。新日本プロレスの人間に、そのGHCのベルトを取られたまま、黙っていられるわけないんですよ。次、僕を味わってみませんか? 僕はノアの未来です!」とヒロムとの対戦を直訴した

ヒロムは「小田嶋君、いや小田嶋! 俺はお前みたいな人間、だーい好き!」と笑顔を見せてから「でもね、言わなきゃいけないことがあるんだよ。ノアさんがさ、GHCジュニアヘビー級チャンピオンの俺に黙って、面白いことやろうとしてんだよ。ノアJr.グランプリ? 面白そうなトーナメントがあるじゃないですか。だったら、そこで勝ち上がってみなさいよ。もちろん、俺も出るけどな!」とトーナメント参戦を明言した。

ヒロムは続けて「いいこと言ってやるよ! トーナメント、最初の相手、小田嶋君に決ーめた。かかってこいよ! ノアJr.の未来!」と勝手に初戦の相手に小田嶋を指名して、小田嶋とにらみあった。

ヒロムはバックステージでも「チャンピオンとして、そのトーナメントを制して、やりたい相手を指名する。最高じゃないですか」と宣言してから、「あ、そうだ、やっぱノアさんと言ったらさ、ザ・リーヴさんじゃない? そろそろかな、俺のとこにもCM来るんじゃないかな? ノド整えとかないと。歌えるようにしとかないと。楽しみだな、CM♪」と、こちらも勝手にCM出演するつもり満々で、ニコニコしながら去っていった。