中日井上一樹監督(54)が16日、ナゴヤ球場での秋季練習に参加しているベテラン野手6選手にこの日で終了する第2クールで全…

中日井上一樹監督(54)が16日、ナゴヤ球場での秋季練習に参加しているベテラン野手6選手にこの日で終了する第2クールで全体練習参加終了を伝えた。

練習前に木下拓哉捕手(33)、宇佐見真吾捕手(32)、加藤匠馬捕手(33)、高橋周平内野手(31)、川越誠司外野手(32)、駿太外野手(32)を集めて話した。井上監督は「選択権があるよという形で伝えた。やりたいこともわかっているだろうし、自分が補わなきゃいけないところもわかっているだろうし、大人扱いをして、自分で調整するものをつくりなさい、そういう時間にあてることを許可するという話をした」と話した。

今後は打撃、守備、ウエートトレーニングなど自分で考え、自由に練習する形となる。井上監督は現役時代、33歳のシーズンの04年から3年連続2桁本塁打を放つなど中日の主力として活躍した。「オレに言わせれば32、33歳というのは野球選手として一番脂が乗って、これからだというような年齢だよ、そこで自分でストップをかけちゃいけませんよという話をした」と老け込まず、さらなる伸びしろを期待した。