女子ゴルフで米ツアーを主戦場とし、国内ツアーは今季3戦目、3カ月ぶりの出場となる西村優菜(25=スターツ)が、富士通レデ…
女子ゴルフで米ツアーを主戦場とし、国内ツアーは今季3戦目、3カ月ぶりの出場となる西村優菜(25=スターツ)が、富士通レディース開幕を翌日に控えた16日、会場の千葉・セブンハンドレッドで行われたプロアマ戦に出場した。今季米ツアーでは、出場20戦で予選落ちが13戦と不調。今季の成績応じたシードや準シードでの、来季の出場権確保は厳しい状況だが「Qスクール(来季出場権を懸けた米ツアー予選会)に向けて、気持ちは切り替えられている」と、今大会から3戦連続で出場が決まっている、国内ツアーに全力を注ぐ決意だ。
「ショットがだいぶ良くなってきた。久々に日本のコースに来ると狭いなって思うけど、その中で、いい感じに打てている」と、米ツアーよりもフェアウエーが狭く、ショットの難度が上がる中で、状態の良さを確認できたという。
米ツアーは、もう1試合出られるかどうか当落線上の状態だけに、当面の国内ツアー3戦で実戦感覚を磨き、状態を上向きにさせて、Qスクールに弾みをつけたい考え。「まずは(予選を通過して最終日まで)3日間やることと、状態が良くなってきているので、自信を持ってプレーできたら」。プロアマ戦のプレー中も、報道陣への取材対応中も、終始明るい表情で、心身の状態の良さをうかがわせた。【高田文太】