スターダム所属の女子プロレスラー葉月(28)とコグマ(27)が現地時間15日にメキシコ入りした。2人は「Grandpri…
スターダム所属の女子プロレスラー葉月(28)とコグマ(27)が現地時間15日にメキシコ入りした。2人は「Grandprix de Amazonas 2025」に日本代表としてエントリーされているが、それに先立ち、今週からCMLLのサーキットに参戦。17日のアレナメヒコ大会で、メキシコマットデビューを果たす。
初日は空港でインタビュー収録を行った後、スタジオへ移動し、CMLL情報番組「CMLLインフォルマ」に出演。最初にアレナメヒコの感想を聞かれたコグマは「めっちゃ大きくて、あんな規模の会場で試合をしたことがないので17日がとても楽しみ」と、胸を躍らせた。
葉月はCMLLへの参戦について、「CMLLという大きな舞台に立てることはうれしいんですけど、葉月という選手一人の存在がまだまだ知られていないと思うので、この機会を存分に生かして、多くの人に広めたいなって思っています」と今回のツアーでの目標を掲げた。
また葉月は、11日スターダム後楽園大会で行われたCMLL日本女子王座戦でコグマからベルトを奪取した時のことについて「コグマがベルトを取ったのがアクシデント(王者ダーク・シエルタの右肩負傷でコグマが新王者に)というのもあるので、チャンピオンでいていいのかなという不安もあったと思うので、自分は(挑戦者に)名乗りを上げたんですけど。(米SPARKのベルトを持っていて)今まで2冠を巻いたことがないので、このチャンスを自分がモノにしないといけないなって思ったし、普段タッグで組んでるコグマだからこそ、シングルで見せられるものがあるのかなと思って11日の試合は思いっきり戦いました」と振り返った。
今回、グランプリ参戦に際し、コグマは「私はスターダム代表で来ているんですけど、ルチャのいろんなことを経験したいし、やりたいです。いろんなことを吸収して、日本に帰っても、ルチャをやりたいなって思います」と思いを語りつつ、「たくさん楽しんで吸収してそして私が優勝したいと思います」とグランプリ制覇へ意気込んだ。
また、現在欠場中のダーク・シルエタに関する質問が飛ぶと、葉月は「自分としても現王者として、やらなきゃいけないと思っているので、シルエタが完全復活したら、私はこの赤いベルトをかけて戦いたいと思っているし、そのためにも完全復活してほしいなと思います」とエールを送った。
こうしてメキシコのファンへ番組を通じてあいさつを行った葉月、コグマ。17日のアレナメヒコ大会から話題の中心となりそうだ。