レッドソックスのアレックス・ブレグマン内野手が残り2年8000万ドル(約121億円)の契約を破棄してFAになる、と14…

 レッドソックスのアレックス・ブレグマン内野手が残り2年8000万ドル(約121億円)の契約を破棄してFAになる、と14日(日本時間15日)、ニューヨーク・ポスト紙が伝えた。

 堅守強打の三塁手は昨オフにアストロズからFAになり、レッドソックスと契約金500万ドル(約8億円)を含む3年1億2000万ドル(約182億円)で合意。各年の終了後に選手側に契約を破棄できるオプトアウトの権利を有している。

 年俸3500万ドル(約53億円)だった今季は右脚のけがで5月下旬から約2カ月の離脱を強いられたが、前半戦に打率・298、11本塁打、35打点、OPS・972の好成績で6年ぶり3度目の球宴に選出。最終的には114試合で打率・273、18本塁打、62打点をマークするなどしてチームのプレーオフ進出にも貢献した。

 メジャー10年の通算成績は1225試合、打率・272、209本塁打、725打点、OPS・846。

 今オフは、大谷を抑えて本塁打王と打点王の二冠に輝いたフィリーズのカイル・シュワバー外野手、元本塁打王のメッツのピート・アロンソ内野手、さらには同じ三塁手のマリナーズのエウヘニオ・スアレスら、メジャー屈指のスラッガーがFAになる見込み。ブレグマンの“FA宣言”は争奪戦が予想されているヤクルトの村上宗隆内野手の動向にも影響を与えそうだ。