<セ・CSファイナルステージ:阪神2-0DeNA>◇第1戦◇15日◇甲子園阪神近本光司外野手(30)が足を生かして先制点…
<セ・CSファイナルステージ:阪神2-0DeNA>◇第1戦◇15日◇甲子園
阪神近本光司外野手(30)が足を生かして先制点に貢献した。
0-0の6回先頭で三遊間への打球を放ち、快足を飛ばして一塁セーフをもぎ取った。犠打で二塁に進むと、森下翔太外野手(25)への初球、左腕・東克樹投手(29)の背後で完全にモーションを盗む好スタート。場内から大歓声が上がったが、東は気づかず本塁に投球し、余裕の三盗に成功した。
DeNAは前進守備。森下は痛烈な打球を中前にはじき返して、先制の1点を奪った。
▼近本が6回に三盗を決め、CSで通算6盗塁。プレーオフ、CSの通算盗塁は西岡(ロッテ)の12盗塁が最多で、セ・リーグでは荒木(中日)の6盗塁に並ぶ最多タイ。また、CSでの三盗は24年ファイナルS<4>戦の増田大(巨人)以来で、阪神では初めて。日本シリーズでも62年<1>戦の並木だけで、ポストシーズンでは球団63年ぶりだった。