<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク-日本ハム>◇第1戦◇15日◇みずほペイペイドーム今季タイガースやヤンキース3…

<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク-日本ハム>◇第1戦◇15日◇みずほペイペイドーム

今季タイガースやヤンキース3Aでプレーした前田健太投手(37)が、BSテレ東で解説を務めた。2番手で登板し先制ソロを浴びた日本ハム田中正義投手(31)について振り返った。

田中は0-0の7回、日本ハムの先発達孝太投手(21)に代わって登板。ソフトバンク先頭の9番野村勇内野手(28)にカウント1-2からの6球目、高め152キロ直球を左中間ホームランテラス席へ運ばれた。

前田は自身の中継ぎ経験を交え、「1イニングを0で抑えるのが当たり前と思われることが多いので、こういうプレッシャーのかかる場面では本当に難しい」と田中を思いやった。

被弾したボールについては「高め要求の中で少し高くいってしまった。ただスピードも出ていましたし、素晴らしいボールでした。野村選手の一振りで仕留めたバッティングが素晴らしかった」とコメント。

その直後の攻撃で、日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が、ソフトバンクの2番手松本裕樹投手(29)から同点ソロを放ち、すぐさま追いついた。前田は「ピッチャーからすれば自信を持って投げたボールですけどね」とレイエスに脱帽。続けて「松本投手の球を見た時に『簡単にはホームランは出ないと思いますよ』って言おうとしたので、言わなくてよかったと思いました。なかなか簡単にホームランを打てるボールではなかった」と振り返った。