全日本プロレスは15日、都内で記者会見を開催し、22日後楽園ホール大会で行われる3冠ヘビー級王座戦で激突する王者の宮原健…
全日本プロレスは15日、都内で記者会見を開催し、22日後楽園ホール大会で行われる3冠ヘビー級王座戦で激突する王者の宮原健斗(36)と挑戦者の潮﨑豪(43)が顔をそろえた。宮原は「お前なんかと会見やれっか! お前のとこに3冠ベルトを近づけたくねーんだよ」などと話し、わずか1分半で退席。その後、潮﨑がメディアに対応した。
潮﨑は「彼(宮原)と組んでいたXceedというユニットを自分が野放しにして、全日本を辞めたのは事実だし、そのことに関しては彼には申し訳ない気持ちでいっぱいですね」と謝罪した後、HAVOCのメンバーとして全日本に参戦することになった経緯について説明。
「自分が今回、全日本プロレスのリングに戻ってきたのはザイオンに声をかけてもらったから。彼が自分に対して、これまでのことじゃなくて、これから先のことを言ってくれた。俺の未来のこと…『まだやれる』って言ってくれた。その言葉に衝撃を受けたし、俺がこうやってリングに立って、ザイオンに対しても、オデッセイに対しても、芦野祥太郎に対しても、全日本プロレスファンのみんなに対しても、この潮﨑豪の未来というものを見せてやりますよ」と誓った。
ノア時代は“アイ・アム・ノア”がキャッチフレーズだった潮﨑だが、14日新木場大会では青柳優馬から「締めのセリフで(過去形の)アイ・ワズ・ノアって言ったんだろうな!」とイジられた。この日の会見で「今はアイ・アム・何なんでしょうか?」と質問された潮﨑は「そうですねウィー・アー・HAVOCです」と答えた。
潮﨑は今後の目標について「世界タッグはザイオン、オデッセイの手に、そして芦野祥太郎にGAORAのベルト、そして俺は3冠を取って、HAVOCで全日本プロレスのベルトを牛耳りたい。そういう気持ちでやります」と力を込めた。