<京滋大学野球:佛教大2-1花園大>◇14日◇第7節1回戦◇カローラ滋賀はちまんスタジアム関西屈指の大学生同士の投げ合い…

<京滋大学野球:佛教大2-1花園大>◇14日◇第7節1回戦◇カローラ滋賀はちまんスタジアム

関西屈指の大学生同士の投げ合いに、NPB11球団30人超の関係者が集結した。阪神は畑山統括スカウト含む4人態勢で熱視線を送った。

今秋のドラフト上位候補で花園大初の指名を待つ、最速156キロ右腕・藤原聡大投手(4年=水口)は3回1安打3奪三振無失点の快投。

この日の最速は155キロでカーブも交えて緩急をつけた。佛教大・赤木晴哉投手(4年=天理)は7回2安打1失点。2回まで6人中5人から空振り三振を奪った。今秋リーグ優勝し、5連盟で2枠の神宮切符を争う31日開幕の関西地区選手権に出場する赤木は「最後は神宮で終わりたい」と意気込んだ。

2人は親友同士で、先日行ったスーパー銭湯では「8割はドラフトの話」になったという。藤原は「いい縁に恵まれますように」と願った。【中島麗】