「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-5ドジャース」(14日、ミルウォーキー) ドジャースは敵地で2連勝。先発…

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-5ドジャース」(14日、ミルウォーキー)

 ドジャースは敵地で2連勝。先発の山本由伸投手が圧巻の投球を披露し、9回3安打1失点でメジャー初の完投勝利を飾った。試合後はカーショーら、ナインから祝福の嵐となった。

 ブリュワーズは、7月7日の対戦では同地で1回もたず5失点KOされた相手。この日も先頭のチョウリオに初球155キロ低め直球を完璧に仕留められ、右越えに先制の一発を浴びた。「一人目のバッターだったのですごく悔しかったが、とにかく切り替えて次のバッターに投げていきました」。

 その後は付け入る隙を与えない投球。二塁も踏ませず、六回からの4イニングは全て三者凡退で退けた。「ピッチングに集中してテンポよく投げられたので、最後まで試合を締めくくることができて良かったです」と語り、完投した気持ちは「試合を最後まで終わらせたので、そこへの達成感はありました」とうなずいた。

 信頼感も増す大きな1勝。「今日の試合でも成長は感じましたし、初回だったり反省するところはありましたが、今日の試合を勝っていくことで成長につながればいいなと思います」と次戦以降を見据えた。