プロボクシング元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏(82)の孫で日本ユース・ウエルター級王者の磯谷大…
プロボクシング元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏(82)の孫で日本ユース・ウエルター級王者の磯谷大心(24=輪島功一スポーツ)が三迫ジムに移籍すると15日、発表された。輪島氏が現役時代に所属し、世界王者となったジムで世界を目指すことになった。三迫ジムを通じ、磯谷は「祖父・輪島功一がプロボクサーとしてスタートを切った原点のジムに、自分も所属することに大きな意味を感じています。自分自身もボクサーとしてさらなる成長を目指し、初心に帰るつもりで一から精進してまいります。引き続き応援よろしくお願いいたします」と意気込みを示した。
移籍初戦は12月9日、東京・後楽園ホールで開催される三迫ジム興行ダイヤモンドグローブに決定。ユース王者として5勝(5KO)2敗の山本諒真(22=DANGAN)との2度目防衛戦に臨むことも発表された。
三迫ジムの三迫貴志会長(51)は「今回、磯谷大心選手の練習環境の整備と今後の試合への準備体制を考慮し本人の希望を尊重した結果、ご許可を頂き、三迫ジムへ移籍をすることになりました。以前より弊社主催興行ダイヤモンドグローブで素晴らしいファイトを見せてくれている磯谷大心選手を三迫ジムに迎えるにあたり、ご快諾頂いた輪島功一名誉会長、輪島大千会長、輪島ジムの皆様に厚く御礼申し上げます。今後は磯谷大心選手の育成に全力を尽くしていく所存です。
いつの日か輪島功一名誉会長のような、夢と感動を与えられる世界チャンピオンになってくれると信じています」と期待を寄せた。