プロボクシング元WBA世界バンタム級王者で現WBC世界同級2位の井上拓真(29=大橋)が、同級1位の那須川天心(27=帝…
プロボクシング元WBA世界バンタム級王者で現WBC世界同級2位の井上拓真(29=大橋)が、同級1位の那須川天心(27=帝拳)との同級王座決定戦(11月24日、トヨタアリーナ東京)を控え、6回のスパーリングを実施した。
所属ジムの大橋ジムが14日夜に発表したもので、那須川と同じサウスポーで22年世界ユース選手権バンタム級制覇などアマ7冠の実績を誇る日本同級8位の坂井優太(20=大橋)と拳を交えた。所属ジムの大橋秀行会長(60)は「ハイレベルのスパーリングでした」と報告した。
昨年6月にプロデビューした坂井は5戦(5KO)無敗とパーフェクトレコードを継続。今年6月には日本ユース同級王座を獲得しており、4団体統一スーパーバンタム級王者で井上の兄尚弥(32=大橋)の愛称にあやかり「モンスター2世」と呼ばれている。
実戦練習後には父真吾トレーナー、鈴木康弘トレーナー、北野良トレーナーに囲まれながらサンドバッグ打ち、スティックミット打ちなど猛烈なトレーニングを消化。那須川戦に向けて精力的にジムワークを消化しているようだ。