「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ-ドジャース」(14日、ミルウォーキー) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が…
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ-ドジャース」(14日、ミルウォーキー)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合前に会見に応じ、前日の第1戦で2点リードの九回に失点して締めることができなかった佐々木朗希投手について言及した。
ポストシーズン5登板目だった佐々木は2-0の九回を託されたが、1死から四球、中越え二塁打で二、三塁のピンチを背負い、犠飛で1失点。さらに四球を出し、一、三塁となったところで交代を告げられた。
過去4登板はいずれも100マイル(約161キロ)超の剛球を投げていたが前夜は最速159・8キロ止まり。平均球速はPS最低の157・7キロだった。
指揮官は、米記者から球速低下を指摘され「興味深いポイントだ。私たちもその変化には気づいている。ただ、正直なところ原因はまだ分からない。今日の様子を見てみるつもりだ。彼に関しては未知の部分が多く、情報を集めている段階だ。彼自身も準備を怠らず、しっかり投げられるよう努力している。懸念材料ではあるが、疲労なのか、メカニカルな問題なのか、それとも両方なのか、まだはっきりとは言えない」と話すにとどめた。
また、2日前の会見では新守護神として2日連続の起用に自信を見せていたが、この日は一転「登板不可とまでは言わないが、起用する可能性は低いと思っている」と、連投させない考えを明かした。