<仙台6大学秋季リーグ:東北学院大4-4>◇14日◇第7節第3日◇東北福祉大野球場東北学院大は東北工大と延長11回日没コ…

<仙台6大学秋季リーグ:東北学院大4-4>◇14日◇第7節第3日◇東北福祉大野球場

東北学院大は東北工大と延長11回日没コールドで引き分けた。明治神宮大会(11月13日開幕・神宮)の東北代表決定戦出場を決める2位確定は持ち越しとなった。

4回までに3失点も、5回に1点、6回に奥山蓮外野手(4年=聖光学院)の2ランで同点。7回に一時勝ち越しを許すも、9回に高橋琉外野手(4年=久慈)の犠飛で追いついた。その裏を無失点に抑え、延長タイブレークに突入。しかし、両チーム無得点が続いた11回終了時、視界不良を考慮し、日没コールドゲームの判断が下された。

今秋、仙台大からは7年ぶり、東北福祉大からは8年ぶりに勝ち点を奪うも、東北大に勝ち点を献上。この日の試合前に、東北福祉大が仙台大に勝利して春秋連覇を達成。東北学院大の13年ぶりのリーグ優勝はならなかった。

その瞬間をナインと一緒に見守った星孝典監督(43)は「転がり込んでくるかだったので、自分たちが1度手放したものですから。目の前で見ていたことなので多少なりとは影響あったと思いますけど、逆に集中していけるかなと思いました」と気持ちを切り替え目の前の一戦に挑んだ。

結果は今節第1日の降雨コールドに続く、日没コールドによる引き分け。「(1節で2度のコールドは)初めてですね。連戦が続いてしまうと、特に投手陣、みんな最後だから一生懸命投げるんで気持ちは大丈夫と言っても体は正直なので、けがしなければいいなと…。次はすっきり勝ちたいと思います」と気を引き締め直した。

15日に10年ぶりの東北代表決定戦出場を懸け、東北工大との第4戦に挑む。