<国際親善試合:日本3-2ブラジル>◇14日◇東京・味の素スタジアム代表3キャップ目のDF鈴木淳之介(22=コペンハーゲ…
<国際親善試合:日本3-2ブラジル>◇14日◇東京・味の素スタジアム
代表3キャップ目のDF鈴木淳之介(22=コペンハーゲン)がブラジル相手に躍動した。3バックの左で先発すると、前半から球際で相手に真っ向勝負を仕掛け、一歩も引かなかった。
対峙(たいじ)した相手MFルイス・エンリケや18歳の怪物エステバンらをただ止めるだけでなく、ボールを奪いきり、味方につなげた。
今夏まで所属した湘南で、昨年6月にボランチからセンターバックにコンバートされた。一気に才能が開花し、今年6月に代表初招集。直後にデンマークの名門コペンハーゲンからオファーが届き、すでに欧州チャンピオンズリーグ(CL)デビューも果たすなど加速度的な成長を遂げる。
パラグアイ戦に続いてスタメンの座をつかむと、王国相手にも圧倒的なパフォーマンスを披露。ケガ人が続出している最終ラインで来年のW杯メンバー入りを大きくたぐり寄せる90分間だった。