<国際親善試合:日本3-2ブラジル>◇14日◇東京・味の素スタジアム日本代表(FIFAランキング19位)が、ワールドカッ…
<国際親善試合:日本3-2ブラジル>◇14日◇東京・味の素スタジアム
日本代表(FIFAランキング19位)が、ワールドカップ(W杯)優勝最多5回を誇る「サッカー王国」ブラジル代表(同6位)を3-2で撃破し、歴史的勝利を挙げた。
前半は2失点。格の違いを見せられたが後半に状況は一変。後半にMF南野拓実(モナコ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)の連続ゴールで追いつくと、同26分にCKからFW上田綺世(27=フェイエノールト)がヘディングシュートをたたき込み、勝ち越しに成功した。
上田は試合後、中継局のテレビ朝日のインタビューで、歴史的初勝利の逆転ゴールを決めたことについて「特別うれしいですし、気持ち的にはその前の試合で決めたかったですけど、意味あるゴールを取れたんでうれしいです」と喜びをかみしめた。
前半は0-2。「なかなか前半からチャンスを作れなかったんですけど、伊東選手からいいクロスが上がってましたし、チャンスは少しずつ増えている感覚もあったんで、(点を)取れる自信はありました」とあきらめなかった。
来年に控えるワールドカップ(W杯)の目標について聞かれると「もちろん、チームと同じ優勝です」と断言。インタビュアーから「我々も見たいです。約束していただけますか」と迫られると「約束はできないですけど、そこを目指すために僕も含めて選手みんな成長しているんで。そこを目指せる場所にはいると思います」とさらなる成長も誓った。