<国際親善試合:日本3-2ブラジル>◇14日◇東京・味の素スタジアム日本代表(FIFAランキング19位)が、ワールドカッ…

<国際親善試合:日本3-2ブラジル>◇14日◇東京・味の素スタジアム

日本代表(FIFAランキング19位)が、ワールドカップ(W杯)優勝最多5回を誇る「サッカー王国」ブラジル代表(同6位)を3-2で撃破し、歴史的勝利を挙げた。

MF伊東純也(32=ゲンク)が終盤に右脚首を痛め、試合後、検査のために病院へ直行した。

途中出場も見せ場を作った。1-2のビハインドだった後半9分、久保建英に代わって出場。日本が同点に追い付いた後半26分、伊東の左CKにFW上田綺世が頭で合わせて、GKに当てながらも押し込む力強い一撃で、試合をひっくり返した。

昨季終盤に左足首を痛め、約2カ月間リハビリに費やした。フランス2部に落ちたスタッド・ランスから古巣のベルギー1部ゲンクへ移籍。痛みはありながらプレーを続けていたが、9月は2得点を記録した。

日本代表に合流後の8日、取材に応じ「ゴールやアシストなど結果を出していければ」と話していた。結果を出したが、ケガの状況が心配される。