巨人は14日、長野久義外野手(40)が今季限りで現役引退することを発表した。プロ16年目の今季は、1軍での出場が17試合…

巨人は14日、長野久義外野手(40)が今季限りで現役引退することを発表した。

プロ16年目の今季は、1軍での出場が17試合にとどまっていた。それでも2軍では若手に積極的にアドバイスを送るなど、ベテランとしての役割を全うした。DeNAとのCSファースト第2戦(横浜)が行われた12日に出場選手登録され、即ベンチ入り。出場機会はなかったが、ベンチでは声を張り上げてチームメートを鼓舞し続けた。試合後には「個人的にもチームとしてもすごく悔しいシーズンでした。みんな来年に向けてこの悔しさを忘れずにやらなきゃいけないと思う」と話していた。

◆長野久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日、佐賀県生まれ。筑陽学園-日大-ホンダ。2度のドラフト指名を拒否し、09年1位で巨人入団。10年新人王。11年首位打者、12年最多安打。11~13年ベストナイン、ゴールデングラブ賞。18年オフ、丸のFA移籍に伴う人的補償で広島移籍。20年9月22日巨人戦で全球団本塁打。22年オフに無償トレードで巨人復帰。13年WBC日本代表。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。夫人はテレビ朝日の下平さやかアナウンサー。