<みやざきフェニックス・リーグ:ヤクルト1-0阪神>◇13日◇西都阪神先発の茨木秀俊投手(21)は5回3安打無失点と好投…

<みやざきフェニックス・リーグ:ヤクルト1-0阪神>◇13日◇西都

阪神先発の茨木秀俊投手(21)は5回3安打無失点と好投した。2番手の石黒佑弥投手(24)も2回無安打無失点と続いた。

ルーキーや育成の若手が中心となった打線は5安打無得点。平田勝男2軍監督(66)は「野手は今、準2軍だよ。2軍半、俺に言わせると。ゲームが最高のプラクティス」と実戦で経験を積んで飛躍に期待した。

平田2軍監督の主な一問一答は以下の通り

   ◇   ◇   ◇

-先発の茨木は

「相手もね、こっちも知らないピッチャーやから、早打ちというところで三振が3つというところが、ちょっと物足りないように映っていたぐらい。このぐらいは安定して投げられるわね」

-本人もまだまだと

「だと思うよ。やっぱり三振1イニングに1個としても5個意識して、石黒にしてもそう、初球からどんどん打ってくるのを、キャンってライトにいい当たりとかね、ファーストゴロとかじゃなくて、あれがファウルになるぐらいの力を、真っすぐの力をね、このフェニックスでは意識して投げてほしい。そうはいかんこと多いけど、あれをファウル、ファウルにぴゃっとして、追い込んでというね、組み立てっていうかさ、そこはもうレベル、より高いレベルで茨木とか石黒には見てるんでね」

-石黒も

「あのぐらいはもう全然抑えるやん。ただ、フォークが高くなって、ショートゴロとか、追い込んでね。そういう抑えたことを、2イニング0点で抑えたなんていうレベルで彼ら満足してないと思うし、フォークをもっと低くとか、そういう反省の方をもっとしなきゃいかんよな」

-これからCSを戦っていく上では可能性が

「いや、もちろん、もちろん。投手とか野手にしても、誰が招集かかるか分からないというところの野手の方は、今、準2軍だよ。2軍半、俺に言わせると、もう育成の選手みんな、ね? もう、だから点とれない。公式戦になると、1軍から何人か落ちてきてっていう、ちょっと厚みがあるけど、この準2軍、2軍半、準育成。こういう選手たちがこういう経験をいろいろしてね、松原でもそう。1年間同じ、えいって投げて、打たれて、はい打たれましたで終わり。もう何の成長もない。そういうところをしっかりと、やっぱりこのフェニックスね、ゲームの中でいろんな勉強をしなきゃいかんな。もちろん課題も我々の把握、共有して、選手とやっていかなきゃいけないからね。もう出るチャンス、11人しかいないんだから。公式戦で出られなかった選手もいるんでね、そういうとこでゲームが最高のプラクティスね。そういうことですよ」

ー中川は宮崎に残って安打も打った、準備しながら

「そうそうそう。もう中川もこうやって打席を立つことによって、やっぱり3打席目ヒットも打ったし、ゲーム出てというところでは良かったと思いますよ」