<新日本プロレス:両国大会「KING OF PRO-WRESTLING 2025」>13日◇東京・両国国技館セミファイナ…

<新日本プロレス:両国大会「KING OF PRO-WRESTLING 2025」>13日◇東京・両国国技館

セミファイナルのIWGP GLOBALヘビー級王座戦で前王者で挑戦者の辻陽太(32)が24分13秒、逆エビ固めで王者ゲイブ・キッド(28)からギブアップ勝ち。王座奪回を果たした。ゲイブは3度目の防衛に失敗した。

試合後、辻とゲイブが握手をかわすと、BCウォードッグスと無所属のメンバーがリングに登場。乱闘かと緊張が走ったが、両ユニットのメンバーたちが次々と握手をかわした。

辻は引き上げていく際、放送席の棚橋弘至の元へ。辻はベルトをかかげ、「この世界に導いてくれたあなたへの、この勝利が最大の恩返しです」と声をかけた。

辻はバックステージで一連の出来事について説明。「フィンレー、ゲイブ、そしてウォードッグスのメンバー、この1カ月間、ありがとうな。お前らのおかげで俺はさらにレベルアップすることができた。感謝してるよ。あの握手はそういう意味だ。これでアンタらとの戦いも一区切りだ。お互い削り合うのはもうやめにしよう」と話した。

さらに「棚橋社長、今さらだがアンタがいなければ俺はこの世界にいなかった。これが俺がアンタにできる俺なりの恩返しの形だ。やろうぜ、IWGP」と、棚橋との防衛戦を希望した。

〈全試合結果〉

▼第1試合 IWGP女子王座戦60分一本勝負

○朱里(挑戦者) (14分56秒、朱世界→片エビ固め) ×Sareee(王者)

※Sareeeが4度目の防衛に失敗。朱里が新チャンピオンとなる

▼第2試合 スペシャル6人タッグ30分一本勝負

○デビッド・フィンレー&石森太二&クラーク・コナーズ (7分58秒、オーバーキル→エビ固め) 鷹木信悟&高橋ヒロム&×ティタン

▼第3試合 Riot In Ryogoku30分一本勝負

○ドリラ・モロニー (13分37秒、ドリラキラー→片エビ固め) ×SANADA

▼第4試合 後藤洋央紀復帰戦6人タッグ30分一本勝負

○後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOH () 大岩陵平&×ハートリー・ジャクソン&藤田晃生

▼第5試合 NJPW WORLD認定TV王座戦&エル・ファンタズモデビュー20周年記念試合&棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)15分一本勝負

△エル・ファンタズモ(王者) (15分時間切れ引き分け) △棚橋弘至(挑戦者)

※ファンタズモが3度目の防衛に成功

▼第6試合 NEVER無差別級王座戦60分一本勝負

○EVIL(挑戦者) (11分40秒、EVIL→片エビ固め) ×ボルチン・オレッグ(王者)

※ボルチンが3度目の防衛に失敗。EVILが新チャンピオンとなる

▼第7試合 IWGPタッグ王座戦60分一本勝負

○Yuto-Ice&OSKAR(王者組) (14分40秒、KOB→片エビ固め) 海野翔太&×上村優也(挑戦者組)

※王者組KOB(ノックアウト・ブラザーズ)が初防衛に成功

▼第8試合 IWGP GLOBALヘビー級王座戦60分一本勝負

○辻陽太(挑戦者) (24分13秒、逆エビ固め) ×ゲイブ・キッド(王者)

※ゲイブが3度目の防衛に失敗。辻が新チャンオピオンとなる

▼第9試合 IWGP世界ヘビー級王座戦

○竹下幸之介(挑戦者) (31分16秒、ワガママ→体固め) ×ザック・セイバーJr.(王者)

※ザックが3度目の防衛に失敗。竹下が新チャンピオンとなる