<出雲駅伝>◇13日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)国学院大が2時間9分12秒で2年連続3度目の優…

<出雲駅伝>◇13日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)

国学院大が2時間9分12秒で2年連続3度目の優勝を収めた。大学3大駅伝の初戦を飾り、11月の全日本、来年1月の箱根と合わせた「3冠」へ好スタートを切った。2位早大、3位創価大と続き、箱根駅伝2連覇中の青学大は7位にとどまった。

青学大時代に箱根駅伝5区で活躍し、「3代目・山の神」とも称される神野大地(現MABPマーヴェリック選手兼任監督)が、レース後に自身のX(旧ツイッター)を更新。2連覇した国学院大について「おめでとうございます!」と祝福し「前評判は決して高くない中で、見事にチーム一丸となった素晴らしいレース。エース・平林選手の抜けた穴を、全員が自分の役割を果たし、チーム力でしっかりとカバー。“個の力”ではなく“チームの力”で勝ち取った優勝、本当にお見事です」とたたえた。

母校の青学大についても投稿。一時は11位に沈んだが、5区塩出翔太、6区黒田朝日(ともに4年)が連続区間賞を獲得し「青学はこれからでしょう。最後、塩出選手と黒田選手が意地を見せてくれました。全日本、箱根に期待!」と奮起を望んだ。

今年の全日本大学駅伝は11月2日に開催。国学院大は大会連覇、青学大は7年ぶり3度目の優勝がかかる。