日本代表(FIFAランキング19位)の森保一監督(57)が13日、東京・味の素スタジアムで、ブラジル代表戦(14日、同所…

日本代表(FIFAランキング19位)の森保一監督(57)が13日、東京・味の素スタジアムで、ブラジル代表戦(14日、同所)に向けた前日の公式会見に出席し、サポーターへ異例の「お願い」をした。

3年前のブラジル戦。東京・国立競技場はホームのはずが、黄色いユニホームが多く見られた。そのことを念頭に切り出した。

「明日、スタジアムの色がどういう風になるか分かりませんけど、スタジアムが黄色が多いようではなかなか勝てるということではないのかなと思います」

世界的スーパースターを楽しむ気持ちも分かる。世界的強豪を歓迎するムードも理解している。それでも「日本人の皆さんが、対戦国にリスペクトはするけど、ここは日本なんだと、日本が勝つために共闘してくれる雰囲気が出てくると勝つ確率が上がる。勝負事としては青色に染まることが相手のプレッシャーになるし、選手にもモチベーションになるかなと思っています」と持論を展開した。

そのためには勝つしかない。日本がサッカー界でブラジル級に上りつめれば、その心配は杞憂(きゆう)に終わる。「雰囲気をつくるには、まだ0敗のブラジルに対して、0勝の日本ではなく、勝っていって自然と強い日本だから応援すると目指して頑張らないといけないのかなと思います」と引き締めた。