日本がサッカー王国からの歴史的初勝利に挑む。日本代表が14日、味スタでブラジル代表と国際親善試合を戦う。13日の同会場で…
日本がサッカー王国からの歴史的初勝利に挑む。日本代表が14日、味スタでブラジル代表と国際親善試合を戦う。13日の同会場での前日会見で森保一監督(57)は過去13戦未勝利の相手から初白星を奪うことを誓った。10日に韓国を5-0で圧勝した強豪との最高の試金石。かつてRマドリードなどを率いた名将カルロ・アンチェロッティ監督(66)が5月から指揮を執る新生カナリア軍団を下し、8カ月後に迫るW杯北中米大会優勝への機運を一気に高める。
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GK鈴木彩艶がブラジル相手に完封を狙う。13日の公式練習では、ピッチ状態も確認しながら最終調整。世界屈指のアタッカー陣を誇る王国との対戦を前に「ゼロに常にこだわり続けながらやりたい」と力強く語った。
10日パラグアイ戦では、相手に許したシュートが5本だった中で2失点。それ以上のシュートを受ける可能性が高いブラジル戦には「よりシュートに対する準備をしっかりしないといけない」と集中力を高めた。
所属するパルマでは、ユベントスとの開幕戦で25本を浴びたのをはじめ、セリエAの今季6試合で平均12・2本のシュートを受けている。似た状況が予想される一戦を「普段、チームではガンガン飛んでくるので、そこの準備できている」と歓迎。「プレー機会が増えると思うし、自分としてはやりがいのあるチーム。強いメンタリティーでやりたい」と力を込めた。