<新日本:両国大会「KING OF PRO-WRESTLING 2025」>13日◇東京・両国国技館第6試合NEVER無…
<新日本:両国大会「KING OF PRO-WRESTLING 2025」>13日◇東京・両国国技館
第6試合NEVER無差別級王座戦(60分一本勝負)の試合後、まだ練習生の立場のウルフ・アロン(29)がリングに登場。ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の蛮行を食い止め、首領のEVILと対峙(たいじ)した。
試合は挑戦者EVILがHOTの介入にも助けられ、11分40秒、EVIL(変形大外刈り)で王者ボルチン・オレッグを下してベルトを強奪。その後、HOTの面々がリングに上がりボルチンを暴行した。そこへヤングライオンの選手たちが救出に入るも、HOTに蹴散らされてしまった。
すると義憤に駆られた東京五輪金メダリストのウルフがリングに上がり、高橋裕二郎と金丸義信を払い腰でたたきつけ、ディック東郷にはボディスラムを食らわせた。そしてEVILとにらみ合った。
EVILは「てめえ誰に手え出してんだ、この野郎! 一練習生の分際がコラ! つぶすぞ、この野郎!」と激怒。しかしウルフもひるまずEVILの胸を小突いた。そのままにらみ合いが続いたが、ようやくEVIL、ドン・ファレ、DOUKIが勝利の手を上げて去っていった。
バックステージに現れたウルフは「まだ練習生という立場だったので、リングの上で止めるということはしてこなかったんですけど。今日は頭で考える前に、本当に体が動いてしまっていて。正直、今の立場で僕が言っていいことではないと思うんですけど、1月4日デビュー戦、EVILとやらせてください」と、来年1・4東京ドーム大会でのデビュー戦の相手にEVILを希望。
一方のEVILは「一練習生の分際で生意気なマネしてくれたな、この野郎! 死ぬ覚悟があればたたきつぶしてやるからな! 分かったか、よく覚えとけ!」と怒声を響かせた。