<高校野球秋季東北大会:東北9-1日大山形>◇13日◇準々決勝◇岩手・花巻球場3年ぶりのセンバツ出場を目指す東北(宮城2…

<高校野球秋季東北大会:東北9-1日大山形>◇13日◇準々決勝◇岩手・花巻球場

3年ぶりのセンバツ出場を目指す東北(宮城2位)が、日大山形(山形1位)を破って準決勝に駒を進めた。

初回から試合を動かした。この日5安打の1番・松本叶大主将(2年)の右前打から3連打、相手暴投の間に先制すると、4番・矢野匠望外野手(2年)の右前適時打で2点を追加。その後2回に1点、3回に1点、4回に2点、9回にも2点を追加し19安打で快勝した。

投げては、先発の狩野哲平投手(2年)が7回にソロ本塁打を許すまで、無安打ピッチング。7回1安打1失点11奪三振の好投で勝利を引き寄せた。狩野は「こんなにうまくいくと思ってなかったんですけど、キャッチャーの荒川としっかりまとめられて、周りの守備にも助けてもらって、みんなのおかげだと思います」とチームメートに感謝した。

我妻敏監督(43)も「初回の3点と、裏の守りで先頭を出しながらもゼロでしのげたこと。その後もすぐ点数が取れたことが非常に大きかった」と投打がかみ合った1勝に手応え。

14日の準決勝で花巻東(岩手1位)と対戦する。