日本代表(FIFAランキング19位)の森保一監督(57)が13日、東京・味の素スタジアムで、ブラジル代表戦(14日、同所…
日本代表(FIFAランキング19位)の森保一監督(57)が13日、東京・味の素スタジアムで、ブラジル代表戦(14日、同所)に向けた前日の公式会見に出席し、初勝利を宣言した。
過去13戦で2分け11敗。いまだ未勝利のサッカー王国との対戦を前に、「結果にこだわって勝利を目指して戦うということ、勝利と成長を考えて、思い切ってチャレンジすることを考えて試合に挑みたいと思っております」と意気込んだ。
10日に韓国相手に5-0で大勝したブラジルの印象について「シンプルにブラジル強いなと思いました」。その上「ブラジルが強いということでリスペクトしながら同じ目線で挑んでいく」とひるむことなく立ち向かう。
前回対戦時は守備ブロックを引いて0-1敗戦。今回は「アグレッシブに戦う姿勢を感じてもらえるように選手たちにはボールを奪うゴールを目指す戦いをしてもらいたい」と要望。第2次政権では、守備ブロックの位置をさまざまに設定したり、攻撃でもボール保持を高めたりするなど柔軟な戦い方が可能になった。「流れに適した戦いをしていかないといけない」とうなずいた。
世界ランキングひと桁の強豪相手に勝利を収めれば、世界中で日本の存在感を示すことになる。来年のW杯北中米大会で優勝する機運も一気に高まる。「ブラジルに対して初勝利したいという気持ちでいますし、できるだけの選手はいる」と宣言した。